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1st | 2nd | 3rd | 4th | LIVE |
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SINGLE | Bootleg | |||
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1st ALBUM <Something Wild> | ||
とにかく、完成度が高い。そんじょそこいらの様式美系HMよりもグレードの高い様式美音楽を創造している。凄まじいスピードとブルータリティで疾走する中、アレキシとアレクサンダーが奏でるのは煽情的、時に民謡風なメロディで、ここにヤンネのキーボードが華麗に絡んでくる。緩急のつけ方も上手く、メンバー個々のテクニックも素晴らしい! アレキシのブルータル・ヴォイスも凄まじいが、それ以上に正統HMからの影響が曲の随所に見え隠れしているのも美味しい。デヴュー作でこの完成度とは恐れ入る。 (8)(9)は日本盤ボーナス・トラック。前者は次作でリメイクされることになる、ブルータルながらも、リフがキャッチ―な佳曲。後者はSEPULTURAの秀越なカヴァー。 (レヴュー作成:2002年6月) |
2nd ALBUM <Hatebreeder> | ||
ブルータリティを醸し出しているのはアレキシのヴォーカルだが、より表現力の幅が広がり、(6)で見られるような、ブルータル声とデス声の使い分けも実に効果的。 (10)は日本盤ボーナス・トラックで同郷のHMバンド、STONEのカヴァー。(原曲を聴いたことはないが、スラッシ-でカッコイイ曲だ。) (レヴュー作成:2002年6月) |
3rd ALBUM <Follow The Reaper> | |||
疾走チューンにおける、ツイン・ギターとキーボードによるスリリングなユニゾンもより一層磨きがかかっており((5)なんてサイコー!)、様式美系旋律に時折顔を覗かせる、北欧ならではの臭いメロディも健在。つまり、本作も捨て曲なしの名盤だということ! とりわけ、北欧民謡的なフレーズ満載のスローな(4)はじっくり聴きたい名曲と言えよう。 (7)は先行リリースされたシングル(日本未発売)とはミックスやギター・ソロの異なる、ヴァージョン違い。 (10)(11)は日本盤ボーナス・トラック。前者はOZZY OSBOURNEの、後者はW.A.S.P.のカヴァー。(10)も悪くはないがやっぱり、彼らには(11)のような疾走HMチューンの方がハマっている・・・。 (レヴュー作成:2002年6月) |
4th ALBUM <Hate Crew Deathroll> | |||
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LIVE ALBUM <Tokyo Warhearts -Live In Japan 1999> | ||
何が衝撃かって? 彼らはスタジオ盤における、あの超絶プレイを完全再現したばかりでなく、それ以上にブルータルでアグレッシヴで、凄まじかった。俺は当日実際にライヴを観たのだが、ここまで衝撃を受けたライヴは本当に久し振りだった。物凄い速さで叙情フレーズを弾き(撒き散らし!)ながら咆哮するアレキシ・ライホはパフォーマンスもカッコよく、ステージでは物凄い存在感を放っていた。勿論、アレキシとのツイン・リードの片翼を担うアレクサンダーのギター・ワークも完璧だったし、ヤンネ・ウィルマンの繊細かつダイナミックなキーボード・プレイも光っていた。(ちなみに、本作の(6)はアレキシとヤンネによるソロ・パート。)ヤスカとヘンカによるリズム隊も正確でタイトなリズムをキープしながらもアグレッシヴだった。全てがプロフェッショナル。まさに美旋律を奏でる悪魔・・・! 本作には彼等の魅力が余すとこなく、収録されている。もう、デスとかブラックなんて言ってられない。聴けば聴くほどに彼等の音楽が伝統的なHMに根付いているものだということが分かる作品でもある。例えば、(9)ではアルバムとは違って、曲の本編に入る前に序章的なイントロが付くのだが、これがまた美しくも意気昂揚してくるフレーズなのよ。このイントロで来られた日にゃあHEAVY METAL WARRIORの士気も最高潮に達し、有無を言わさず、戦闘態勢に入るよな。こんなにもカッコイイ、HMを聴かせてくれるバンドなんてそう多くはないよ。どうせだったら、CDではなくてヴィデオで出して欲しかった! (レヴュー作成:2002年6月) |
SINGLE <Hate Me!> | |||
いや、しかし、ブルータルさとキャッチ―さを併せ持った、彼らならではの名曲と言えよう。アルバムに収録のものとはヴァージョン違い。 (2)はW.A.S.P.のカヴァーで、こちらは『Follow The Reaper』の日本盤にもボーナス・トラックとして収録。 (レヴュー作成:2002年6月) |
Bootleg <Seoul Korea 4.5.2001> | |||
実際にTV放送された映像のコピーなので、画像も良くブートと言ってもファンなら満足出来る内容だろう。この映像を観れば、彼等の凄さ・カッコよさが一目瞭然!! 彼等のライヴを観たことのないファンは本作品を観て絶句して下さい! なお、本作はDVD化もされている。 (レヴュー作成:2002年6月) |