私の日記帳です。しかしながら、自分でも知らない間に別の人格が勝手に記入したり、私自身がいつの間にか自動書記を行っていたりするので、困ってます。内容に関しては責任が持てませんのであしからず。 |
10月10日(木) |
CD屋に行くと最近良く見かけるのが、“ヒーリング・ミュージック”、あるいは“癒し系”のコーナーだ。ところで、ヒーリング・ミュージックはジャンルとして成立するのだろうか?巷ではその手のオムニバスCDは売れているという。したがって、市場としては成り立っているのだろう。じゃあ、一体ヒーリング・ミュージックって何なんだろう? 心が安らぐ音楽? 静かで美しいメロディ? 心が安らげば癒されるのか? ところで、私が中心に聴いている音楽はHEAVY METAL、HARD ROCKと呼ばれるものであるが、それ以外にもPOPSだって聴くし、プログレだって聴く。クラシックの愛聴盤もあるし、もっと細かく言えばブリティッシュ・フォーク、女性ヴォーカルものも聴く。ジャンルは違えど、それらの名曲の数々を聴いている時の私の感覚は曲の世界に入り込んでいる。今日も仕事帰りにMANOWARの曲を聴きながら、彼等が作り出す雄々しい鋼鉄のサウンドに気分は高調し、私の心は戦地に赴く兵士、正にメタル・ウォリアーであった。聴き終えた後の何ともいえない昂揚感。優れた楽曲の前にはジャンルなどという壁は存在しないのである。好みの問題もあるが本来、優れた楽曲というものはジャンルに関係なく聴き手に深い感動を与え、結果的に色々な形での“癒し”を誘うものなのである。 したがって、ヒーリング・ミュージックというカテゴライズは聴き手によって千差万別であり、ヒーリング・ミュージックというジャンルは成立しないということになる。 |
10月7日(月) |
皆さんお久し振りです。やっと更新することが出来て、嬉しいです。 結婚式を終えて、そのままハネムーンへ行き、急ぎ足でドイツ〜スイス〜フランスを巡り、帰国してからは親戚に挨拶に行ったり、仕事になだれ込んだりと、いろいろと振り返ることも出来ないまま、9月は終ってしまった。結婚式と言えば、準備期間はまさに喧嘩の絶えない日々・・・。まあ、女性が主役な訳だからある程度の譲歩はやむを得ないとして、どうしても俺が譲れないものがあった。それは、BGM。これだけは、俺の好き勝手にやらせてもらったのだが、ハードロック・フリークの友人には非常に好評だった(?)ように聞いている。一部批難の声もあったらしいが、俺としても決してふざけて選曲した訳ではないのだ。今回は当日披露宴でBGMとして使用された曲を紹介する。 (1)『魔女の宅急便』のサントラ これは唯一奥さんのリクエストを採用。と言っても、披露宴が開始する前の、ゲストの待ち時間のBGMである。姑息にも俺は、CAMELのフルートをフィーチャした名曲“Rhayader”や『ロード・オブ・ザ・リング』のサントラの曲を散りばめた。 (2)Icarus Dream Fanfare/YNGWIE MALMSTEEN 例のコンチェルトアルバムからの劇的なインスト。なんとこれが、新郎新婦入場のテーマ! あまりの仰々しさに、必死で笑いを押さえようとしている、友人たちの顔が今でも目に浮かぶ。「よくやった!」という友人のコメントは素直に喜んでいいのだろうか? 妹には「あの、おどろおどろしい曲は何?」というコメントを頂戴した。妹に、「おまえが来たる日に式を挙げる時には是非とも俺にBGMのプロデュースをさせてくれ!」と申し出たが見事に断られた。実は、HELLOWENNの『Keeper Of The Seven Keys part2』のオープニング“Invitation”も使いたかったのだが、流れが不自然になるので泣く泣く諦めた。 (3)I'll Be There/FAIR WARNING 乾杯の挨拶の時の曲です。いやー、名曲ですな。 (4)Dreamers/DREAMTIDE ケーキ入刀! サビがググッと盛り上がって、ヘルゲの泣きのギターが舞う! これは自分で言うのもなんですが感動しましたね。 (5)Eve/DREAM THEATER 彼等の3作目『Awake』の初回盤に付いてきたボーナスCDの綺麗なインストをバックに一度退場。 (6)メドレー MDって編集が出来るから便利ですよねー。お色直し後の登場。そして、ビアサーバーを背負った俺が各テーブルにビールを注いでいく時のBGMです。まず、BLACKMORE’S NIGHTの3作目に収録されているポップでキャッチーな“All Because Of You”で油断させておいて、突如GUNS’N ROSESの“Welcome To The Jungle”へと雪崩れ込みます。それからICED EARTHヴァージョンの“Transylvania”(もちろんこれはメイデンのインスト)で会場はリフの嵐に! 最後はMR.BIGの“To Be With You”でほのぼのと終了。本当はこの後、“Caffein Bomb”(The WILDHEARTS)、“Man Made The Gods”(IN FLAMES)と続く予定だったのですが、時間切れでかけられませんでした。無念!! しかし、一部の友人たちには大受け! やっぱりガンズが効いたようです。 (7)Be Mine Tonight/BLACKMORE’S NIGHT シャンパンタワーの時のBGMだったのですが、もうちょっと、盛り上がる曲の方が良かったかなと。 (8)アントニオ猪木のテーマ 新郎友人によるスピーチにおいて、友人が自らの登場曲として選曲。しかもスピーチ中には『北の国から』のテーマ曲がこれまた友人の選曲で流されました。 (9)Still Life/ANNIE HASLAM 新婦友人によるスピーチでの曲。昔のプログレバンド、RENAISSANSEのヴォーカリストのソロ作品から。これは、バッハの「G線上のアリア」という曲に歌詞をつけたものなんですな。これには奥さんも(唯一)納得! (10)Windmill/HELLOWEEN 新婦が両親への手紙を読む時に使用。この曲好きだし、歌詞の内容もいいかなと思って選びました。 (11)最後はゲスト退場の時の曲です。まずはBLIND GUARDIANの“A Past And Future Secret(orchestra version)”です。終り方も大仰に!しかも、インストヴァージョンなんだけど、頭の中ではハンジィのヴォーカルが響いています。「My Song Of The end〜」(サビの部分ですね。実際には「我が終焉の歌〜」なんて歌ってるのを知ったら、奥さんは激怒するでしょうな。) この曲の雰囲気が好きなので選びました。そして、ALL ABOUT EVEの、いかにもエンディング風な曲調を持つポップチューン“The Mystery We Are”が続きます。 |