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「SPEED FIRST LIVE ―Starting Over from ODAIBA―」
(1)Overture
(2)Body & Soul
(3)Happy Together
―Episode 1―
(4)RAKUGAKI
(5)Walk This Way
(6)リトルワールドへようこそ
―Episode 2―
(7)Luv Vibration
(8)サヨナラは雨の日....
―Episode 3―
(9)I Remember
(10)熱帯夜
―Episode 4―
(11)Wake Me Up!
―Episode 5―
(12)STEADY
(13)Kiwi Love
(14)Go! Go! Heaven
―<encore1>―
(15)Starting Over
(16)Starting Over(reprise)〜Walk This Way
―<encore2>―
(17)おやすみ.....

’97年  TFVQ-68030(VHS)
’03年  TFBQ-18037(DVD)
 1997年7月30日・31日に東京・お台場で行なわれたSPEEDのファースト・ライヴを収録。いや〜、若いっすねー。見ているこっちが赤面しそう(^^; “Overture”ってのはまあイントロダクションみたいなもんです。“Body & Soul”が始まってすぐの彼女達は緊張しまくってます。が、徐々に余裕の笑顔も見せ始めます。うーん、緊張のためか寛ちゃんの高音がちと辛そうですな。あと、バックにごちゃごちゃいるダンサー達が何だか邪魔です。まあ、仕方ないんでしょうなー。この時期はステージ上でのSPEED自体の存在感も今ほど凄いって訳じゃありませんから。ライヴ中盤あたりからはメンバーも勢いづいて、走りまくり! 寛ちゃんの声の調子も良くなってきます。
 ライヴ映像の間に挿入されている、
“Episode”というのはスタジオリハーサルの風景だったり、仁絵のCG作成風景だったり、会場でのリハーサル・シーンだったりとするわけです。開演直前、雨を心配するメンバー達がてるてるぼーずを作って会場のあちこちに取り付けていくシーンなどは微笑ましかったりするんですが、こういうオマケ映像は最後にまとめるべき。ライヴ作品なんだからさあ・・・。その都度ノリが中断されちまうんだよな。
 
“リトルワールドへようこそ”はその前の“Walk This Way”の流れで始まる、ダンスでの曲でメンバーそれぞれのヴォーカルもフィーチュアされている、このライヴ用に作られた曲。
 何で
“熱帯夜”“Wake Me Up!”ではモニター上にライヴじゃなくてプロモーション・ビデオが映っているのかと思ったけど、このライヴが行なわれた時点ではこれらの曲はまだリリースされていなかったんですねー。ライヴでいきなり新曲として披露されたんですな。
 後半の盛り上がりも凄いです。降りしきる雨の中の
“STEADY”ってのもイイね! そして、今でもライヴでは欠かすことが出来ない“Kiwi Love”。ライヴ映えする曲だよなあ、と改めて実感。“Go! Go! Heaven”はアルバム・ヴァージョンで再現。この展開も意外だったなあ。
 やっぱりダンスは仁絵かな。素人目にも分かる位に抜きん出ているし、自己主張してますよ、彼女は。
 その後のライヴ作品と比べてしまうと全体の流れとか、パフォーマンスに関してはまだまだ青臭い部分があるのも事実。しかし、その後に開花する彼女達のポテンシャルがここそこに見え隠れしている作品でもある。

 
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