2007奈良県知事選挙立候補予定者への
公開質問状回答
2007,4,1 掲載
3月31日締め切り時点で
荒井正吾氏からの回答はありませんでしたので
西ふみ子氏からの回答を掲載します。
荒井氏からの回答は、ありしだい掲載したいと思います。
転載し、ご利用くださって結構です。ただし、ご連絡をお願いします。
子育て仲間の声を県政・市政に届ける会
◎ 医療
@ 小児(周産期)救急体制の整備
昨年、町立大淀病院に入院されていた妊婦が転送先の大阪の病院で亡くなる事案が報道され、奈良県の周産期医療体制が他府県と比べても不十分であることが広く知られることとなりました。365日24時間小児(周産期)医療が保証される体制を作ることは安心して子育てを行う上で重要な課題だと考えます。応急診療所だけでなく、入院施設も含め、小児(周産期)医療が充実する様に県でとりくむことについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 総合周産期母子医療センターは、後方病床を30床確保し、ドクターズカーを配置した施設として新設します。県立奈良病院や五條病院に地域周産期医療センターの整備を計画的にすすめます。小児救急を始め、小児医療体制を整備します。大学・医師会、民間病院などと連携した医師の派遣事業をすすめ、県立五条病院や大淀病院での産科の再開、産科や無医村・地域への医師派遣事業、奈良医大の学生定数の増員などを行います。 | 回答がありません。 |
A 子ども病院の設立
小児科医の不足、小児科病院の減少などで、小児救急医療の現場は慢性的な危機にさらされています。産科医療とともに、安心して子どもを産み、育てられるための地域医療体制が求められています。奈良県として、設備や体制の整った地域センター的な周産期・新生児期・小児期・思春期の子どものための専門病院の設置を含めて計画的に小児救急医療体制を拡充・改善していくことが求められていると思われますが、このことについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 子どもの健やかな成長を図るためには総合周産期母子医療センターだけにとどまらず、指摘されているように小児記・思春期の子どもを含め、院内教室や養護学級を含めた子ども専門病院の建設が必要です。総合周産期母子医療センターの建設と稼働に引き続き計画的に設置していきます。 | 回答がありません。 |
B 子どもの医療費補助の充実
子どもを対象とした乳幼児医療費助成は、全国各地で同様の制度が対象年齢を引き上げるなど、住民の強い要望に応えながら、充実される方向です。当県においても今年8月から外来医療についての対象年齢を3歳未満から就学前までに引き上げる方向ですが、深刻な少子化対策の一環としても、よりいっそうの制度拡充が望まれています。先進自治体のように、県の制度を、@対象年齢は小学校卒業(歯科は中学校卒業)までとする、A現物給付とする、B一部負担金をゼロとする、C所得制限を撤廃する、と改善することについてどう思いますか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 子どもは、集団生活に入るといろいろな病気をもらい、それを治癒して抵抗力をつけていきます。医科では小学校卒業まで、歯科では中学卒業まで医療費を無料にすることが子どもの健康な成育にとって大事です。修学前の子どもまで医療費を無料にとの世論と運動のなかで県段階では8月から実施されることになりましたが、所得制限があり、窓口で支払いをしなくてはなりません。県の制度をいわれているように改善が必要です。 | 回答がありません。 |
◎ 子育て
C 子育て支援センターの整備
孤独な子育てを解消し、様々な子育ての困難を解決するために、子育て中の家族を支援することが求められています。気軽に立ち寄れる子育て支援センターを各地域につくっていくために、県として市町村に補助をすることについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 若い親は子育てをするうえで、いろいろな悩みをもち、ノイローゼになる人もあります。2007年度から県は新規事業として国と県で三分の二を市町村に補助する地域子育て支援拠点事業(センター型25カ所、ひろば型16カ所)が行われます。これにとどまらず、指摘されている市町村を支援して子育て中の親が気軽に立ち寄れ、相談が出来る子育て支援センターを小学校区ごとに拡充・整備することが必要です。 | 回答がありません。 |
D 一時保育、子育て・教育相談の充実
孤立しがちな子育てを支援していくために、子どもを育てあう地域社会をつくっていくことが求められています。困難や悩みを抱える保護者を支援するために、一時保育の制度や子育て・教育相談を県として充実させていくとともに、市町村に補助をしていくことについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 一時保育は、保護者の傷病等による緊急一時的な保育事業に限定され新年度予算では50カ所に助成することになっています。子育てに困難を抱えている親の相談は子育て支援センターをきめ細かく整備し、専門家や地域の子育てボランテイアなどの協力を得て態勢を整備する必要があります。教育相談は、県立教育相談所だけでなく市町村に教育相談所を設けて、団塊世代の退職教員などの協力を得て相談態勢を整備することです。 | 回答がありません。 |
E 病児保育の実現
子どもが病気のときに保護者に代わって子どもの世話をする病児保育にとどまることなく、病気にかかっている子どもに、子どもにとって最も重要な発達のニーズを満たしてあげるために、専門家集団〈保育士、看護師、医師、栄養士等〉によって保育と看護を行うことも求められています。子どもの健康と幸福を守るためにあらゆる世話をすることの必要性は国も含め広く認められているところですが、奈良県ではまだまだ体制が不十分です。病児保育の充実についてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 新年度から保育所に通っている子どもの体調不良時に保育所内で看護師等による緊急対応に対する保育所に助成する事業が実施されますが、ぜんそくなどアレルギー疾患をもつ子どもなど病弱児保育は実施されていません。病弱児への保育は、いわれるように専門家集団によって保育と看護が実施されなければなりませんが、市町村が実施していくうえで国や県の助成が不可欠だと考えます。 | 回答がありません。 |
F 保育料の引下げ
保育料は子育て中の若い所帯にずっしりとのしかかっています。保育料が高いため保育園に子どもを預けるのをあきらめる人もおり、保育料の引下げが求められています。秋田県等では、県として保育料の軽減を行なっていますが、奈良県として保育料の軽減措置を講じることについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 女性が子どもを産んでも働き続けられるように条件整備をすることが大事です。奈良市の場合、D1階層(前年度分所得税30000円未満)の人で三歳未満児月額12100円、二人目以上の子どもが入所している場合には、例えば4歳児の場合には月額8000円は全額、3歳未満児は半額になります。それでも二人で月14050円になり、負担が重くなります。県として負担額を引き下げるための支援策を講じるべきです。 | 回答がありません。 |
G 保育予算の引上げについて
保育所に入れない待機児童もまだ多く、多くの保育所では定員以上に子どもが詰め込まれている状態があり、保育所の新設・増設が必要です。保育者の配置基準も低く、ぎりぎりの状況のなかで子ども一人ひとりの発達の保障のため、保育者はがんばっています。保育予算の大幅な引上げが求められていますがこのことについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 保育所は定員オーバーの詰め込みで遊戯室も確保できない状態があります。07年度県予算で保育所関係費は、民間保育所への保育経費負担、他は休日保育、2歳未満児保育、障害児保育、一時保育への補助で、保育所の新増設への補助はありません。出産・育児と仕事の両立を支援するとともに、人格の基礎をつくる大切な乳幼児期にふさわしい態勢と条件を整備することが必要です。「保育所整備計画」をつくり、新増設をすすめます。 | 回答がありません。 |
H 認可外保育所への補助について
無認可保育所や病院内保育所は、地域の認可保育所では殆どしていない夜間や休日保育、24時間保育もしています。これは本来市町村が行なうべき子どもの保育を肩代わりしていることになりますが、公的な補助がないか、あっても少なく、厳しい運営を強いられています。県として運営費等の補助を新設・拡充することについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 無認可保育所の中にはいわれているような大事な役割を果たしている保育所があります。適正な条件で保育をしている無認可保育園に対して、認可保育所の認定を促進するとともに、財政的支援を県で行うことが大切です。 | 回答がありません。 |
◎ 教育
I 県立高校改革
2003年6月に発表された「県立高校再編計画」及び「再編年次計画」により、すでに9校もの県立高校が削減され、2009年までにさらに2校が廃校となります。その結果、2004年度入試では高田東高校で95人、翌年度西の京高校で108人という、前代未聞の不合格者を出しました。「『行ける高校』から『行きたい高校』へ」という県の高校改革キャッチフレーズにもかかわらず、結果として子ども達は「行きたい高校」へも行けない実態となっています。生徒数の減少期の今こそ、高校再編を凍結し、30人学級の実現と公立への収容率63.5%の早期引き上げなどを行い、教育予算を大幅に増額して学力の向上をはじめ、人間性豊かな高校教育をすべての子どもに保障することが県民の願いです。「県立高校再編計画」と、今後の高校教育のあり方について、どうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 県立高校の統廃合は凍結します。高校教育は後期中等教育として少年期から青年期への成育期にふさわしい教育を保障する必要があります。高校教育を準義務教育としてすべての生徒に基礎的な学力と専門的知識・技術を身につけさせ、早くからの多様化は有害です。当面、希望者全員の高校入学をめざして、行き過ぎた受験競争と県立高校の格差是正策を講じます。県立高校と私学の収容率の改善、全県中学区・総合選抜方式に改革します。 | 回答がありません。 |
J 県立高校入試改革
昨年度から実施された「特色選抜」では、「特色ある高校」ではなく、普通科に志望が集中し、約3800人、2年目の今回も約2800人もの子ども達が「不合格」にされました。多くの受験生とその家庭が大きな影響を受け、結果として子ども達は「行きたい高校」へも行けない実態となっています。
また、実質全県一区の高校間格差や序列化、過度の受験競争など、生徒の悩みを解消する方策が十分に示されていないという声もあがっています。「特色選抜」で、子ども達の進学希望をつぶすのではなく、希望するすべての子ども達に高校教育を保障する入試制度の改革が求められています。このことについてどう思いますか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| いわれるように「特色選抜」では志望者が「特色ある高校」でなく普通科に集中しています。このことから見れば昨年度から実施された「特色選抜」が早くも行き詰まっていることを示しています。中学校卒業者のほとんどが高等学校に進学していく今日、県立高校 学校間格差と序列化を是正し、希望者全員入学を展望しながら全県1学区から全県5〜6学区の中学区制にして、選抜方式を総合選抜方式に改めることが必要です。 |
回答がありません。 |
K 30人以下学級の拡充
奈良県は校内暴力の発生率や不登校児童生徒発生率が全国的にも大変悪く、教育現場は大変深刻な状況です。ゆきとどいた教育を進めるために、少人数学級を自治体独自の措置として実施するところが全国的にも広がり、その教育効果も報告されています。奈良市は2007年度より小学校1年生から30人以下学級を進めることを決定しました。奈良県としては、少人数加配教員を使って少人数学級を一部で進めていますが、まだ多くの30人以上の学級が残されています。国に学級の定数を現行の40名から30名に引き下げることについて求めること、県独自予算を組んで30人以下学級を実施することについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 今日、「学力世界一」で注目されているフインランドが24人以下など、少人数学級は世界では当たり前の流れです。奈良県では、実質上30人以下学級になっているのは小学校で56%、中学校で24.7%です。小学校30人学級を実施するには教職員を1000人余り増やさなくてはなりません。財源は教員の社会保障費を含めて88億円必要です。国に学級定数の改正を求めるとともに県独自でも学年ごとに段階的に進めることが重要です。 | 回答がありません。 |
L 老朽校舎の改修、耐震化
県立学校修繕費は年々削減され、この4年間に約4分の1になっています。そのため、校舎や施設設備は老朽化し、改修や耐震診断・補強工事が遅れ、危険な状態です。予算を増額して、災害時の避難場所ともなる学校等教育施設の改修を進めることについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 06年度からは県立高校の再編計画が本格化、その中で大規模改造や改修・整備が予算化されたために県立高校で26億円の予算が計上されました。耐震性診断事業は07年度から予算化されました。問題は再編計画や障害児学校適正化計画に組み込まれていない高校、既存の障害児学校の整備がおろそかにされるというのは重大問題なので、同時に進めることが必要です。 | 回答がありません。 |
M 養護教諭の複数配置
子どもたちの心と体をケアする保健室には、不登校ぎみの子どもの保健室登校などを含め様々なSOSを発信する子どもたちであふれる状態です。しかし、そんなひとりひとりの子どもに充分な対応をする支援体制がとれているとはいえない実態です。すべての学校・園に養護教諭を配置すること。また、少なくとも児童・生徒数が500名を超える学校には複数配置をすること。さらに障害児学校には学部ごとの配置をめざし、当面複数配置を行うこと。カウンセラーなど支援スタッフを増員することについてどうお考えですか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 学校へ行っても教室には入れない子どもや、心身の不調を訴える子どもが増え、保健室がその子たちの居場所になっており、養護教諭の仕事が通常の健康管理に加えて、保健室に来る子どもの心と身体のケアで加重になって、ひとりひとりの子どもに丁寧に対応が出来かねている状況があります。いわれているすべての学校・園への養護教諭の配置、500人以上の学校への複数配置、カウンセラーなどの支援スタッフの増員が必要です。 | 回答がありません。 |
N 障害児学童・生徒を含む放課後・休日の学童保育の充実
県内の障害児にとって、放課後や長期休業中の生活は、ほとんど家庭で過ごさざるを得ないのが現状です。放課後や長期休業中に障害児を含む学童が楽しく集える場づくりや、「学童保育所増設および障害児受入れ促進」のために市町村に補助するなど、県としてとりくむことについてどう思いますか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 検討中 | 無回答 |
| いわれるとおり障害児は放課後や長期休業中の生活は、ほとんど家庭で過ごさざるを得ません。仕事を持つ親も、費用を負担してヘルパーに来てもらうか、空きがあれば施設でショートスティ、ミドゥルスティを利用するか、苦労が絶えません。学童保育所に軽度の障害児を受け入れるには、専門知識と経験をもった指導員の配置なしには困難を伴います。障害児学校に通う重複の重度障害児については、特別の態勢をつくる必要があります。 | 回答がありません。 |
O 少年補導条例
奈良県が全国に先駆けて制定した「少年補導に関する条例」には、多くの県民から「不登校も補導の対象になってしまうのでは?」「取り締まりや住民相互監視ではなく、子どもの悩みや困難に寄り添った対応こそ必要」といった疑問や批判の声が多く出されています。弁護士会は人権侵害にあたると反対表明されています。この条例と子どもの健全な育成についてどう思われますか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 少年補導条例については反対です。 少年補導条例は犯罪でもない不登校の子どもまで取り締まりの対象とする全国で例のない条例です。「少年の健全な育成に役立たないばかりか、有害になる」「少年の自由を侵害する」として日本弁護士会、奈良弁護士会が反対を表明しています。本来、子どもの「非行」については、取り締まりの対象にして監視社会をつくるのでなく、子どもの悩みをよく聞き、子どもの内部にある人間的な回復力をつよめて再生を図る支援態勢が必要です。 |
回答がありません。 |
P 子どもの安全
子どもを狙った犯罪や事故が多発する中、「子どもの安全を守りたい」というのは、切実な県民の声です。学校の安全のための職員を増やしたり、通学路の安全確保をはかったり、学童保育に対する支援のための補助を行ったり、地域の子育てサークルを育てるための補助と支援を行ったりすることが望まれます。子どもの安全確保についてどう思われますか?
| 西 ふみ子 | 荒井 正吾 |
| 賛成 | 無回答 |
| 列記されている事項については賛成です。 子どもの安全対策は、学校・幼稚園、PTA、地域の自治会などによるパトロール、集団登下校などが行われています。これらの取り組みを励まし、地域ぐるみの取り組みに広げます。子どもも大人も心を開いて安心して話せ、良い人間関係を築く「居場所」づくりが大切です。学童保育を希望する子どもが入所できるよう増設し、子どもの「遊びと生活の場」として設置基準を明確にし、指導員の正規雇用化、自主的研修の保障を図ることです。 |
回答がありません。 |