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アジアの金属器文化


 紀元前4000年頃には、エジプトやイランで、金や自然銅が使用されていた。隕鉄を素材とする鉄製品も、ほぼ同じ頃から、エジプトやメソポタミアで用いられていた。しかし、これらの金属はまだ希少であたため、生産の道具としては石器が用いられていた。この時代を金石併用期と呼ぶ。

 銅と錫の合金である青銅が発明されると、銅よりも堅く、利器として優れているため盛んに用いられるようになった。青銅器時代である。
 青銅器も貴重なものであったため、主として上流階級の装身具や武具、祭器などに使われ、一般民衆の生産用具としてはあまり用いられなかった。
 青銅器時代が始まったのは、メソポタミアやエジプトでは紀元前3000年ころ、インダス川流域では紀元前2500年ころ、中国北部では紀元前1500年ころと推定されている。

 青銅の原料(銅と錫)の発掘、精錬、鋳造には、高度な技術と多数の人力を要する。そのためには、農業、牧畜、通商の発展が必要であり、やがて都市が発達し、文字も発明されて歴史時代に移行していく。





参考文献
「新訂版チャート式シリーズ 新世界史」堀米庸三・前川貞次郎共著、数研出版、1973年


更新 2002/2/9

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