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ヨーロッパの先史金属器文化


 ヨーロッパでは、先進地域からの影響で青銅器や鉄器を用いるようになったが、都市が成立せず、先史時代の段階にとどまった。このような段階の文化を先史金属器文化と呼ぶ。

 紀元前2000年ころ、青銅器文化がオリエント方面からヨーロッパへ波及し始め、徐々に北欧まで流入した。その後、紀元前1000年ころから鉄器文化が流入した。
 しかし、ヨーロッパの大部分では歴史時代に入らず、先史時代のままであった。その代表は、オーストリアのハルシュタット文化(紀元前800〜紀元前400年)や、スイスのラ=テーヌ文化(紀元前400〜紀元前後)である。





参考文献
「新訂版チャート式シリーズ 新世界史」堀米庸三・前川貞次郎共著、数研出版、1973年


更新 2002/2/9

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